リフォームローンと住宅ローン
住宅ローンとは、住宅を購入するために利用するローンのことであり、購入目的が住居という高額商品であるので、融資額は大きくなり審査にも時間がかかります。
提出しなくてはならない書類も少なくはありません。しかしその分、金利は低く設定されており、返済期間も長くなっています。
リフォームローンは、住宅ローンの一種ですが、住居を購入するのではなく、修復や改善などのリフォームが対象となっているので、住宅ローンと比較すると融資額は低くなります。
その分手続きは比較的に簡略化されています。
リフォームの中には、住居購入と同程度の費用が必要となる大規模改修も含まれているので、融資額が大きく返済期間が長い内容の商品もあります。
多彩な内容の商品が用意されているという点が、リフォームローンの特徴です。
リフォームローンも住宅ローン同様に、銀行などの民間機関だけではなく、住宅金融支援機構や地方自治体のような公的機関も行っており、住宅ローンに対して行われている所得税控除のローン減税の対象でもあります。
住宅ローンとリフォームローンは、全く異なった性格をもっているのではありません。
リフォームローンは、住宅ローンから派生したローンであり、リフォームという目的に対応できるように変化した結果、様々な内容の商品が作り出されています。